第二話 雪山の大猪
2008.07.06 Sunday
JUGEMテーマ:モンスターハンターポータブル2ndG
ドスギア討伐の二日後、Milcocoとmocoは集会所でまた安酒を楽しんでいた。
「Milcocoさん!今日はドスファンゴ狩りに行きませんか〜?」
「え、この前ドスギア討伐したばかりじゃない」
「いや、昨日可愛い服を見つけたんですけど、金欠で…」
「金欠? この前の報酬金、一体何に使ったの?」
「えーと…それは〜〜〜……」
と、その時見知らぬおじさんが二人に声をかけた。
「ちょいとアンタ達、この前ドスギアを倒したお二人さんかい?」
「はい!その通りですっ!!」
mocoが席から立ち上がって、声を張り上げた。
「どうしたんですか?」
落ち着いた姿勢でMilcocoが尋ねると、
「オイラ、この前ドスギア討伐を依頼した子供の父親でして。
実は…息子がハンターになりたいと無謀にも大猪に挑みましてね。
当然返り討ちにあったんですが、どうしても悔しいらしくて…
それでお二人さんに雪山の大猪を狩ってもらいたくて…」
少々申し訳なさそうな顔をしながらおじさんは言った。
「もっちろん!私達にお任せあれ!!」
と、いう事で二人は運命なのか、ドスファンゴ討伐に出掛ける事になった。
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「いや〜、それにしても相変わらず寒いところですね!」
「だけど、夜空がホントに綺麗だよね〜」
ドスファンゴを探し途中の二人は雪山の奥地で空を見上げた。
そして、Milcocoに驚くべき物が視界に入った。
(あ、あれは…!)
「ちょっとmocoさん、一緒に来て!」
「何ですか〜?」

「これ見て!」
「ん?…どひゃ〜!一体これは何っすか?」
「これは古龍クシャルダオラと呼ばれる龍の抜け殻よ」
「く、クシャクシャ??」
「…………クシャルダオラ」
「へぇ〜。よくわからないですけど、キモいですね!」
(やはり古龍観測所が言っていた通り、活動を始めたか…ギルドに知らせなくては!)
「さ、ドスファンゴ探しの続きをしましょうか」
Milcoco達は雪山の頂上に登った。

「おーい!どこだ〜?デカ豚〜〜〜〜っ!!」
mocoが意味もなく喚いている傍で
Milcocoがボウガンのスコープを覗き込んだ。
「あ、6番にいるわ。急ぎましょ」
「ら、ラジャー!」
Milcocoが言った通り、そこにはまだ二人に気づいていないドスファンゴがいた。
「よし!気づいてないみたい。今の内に笛を吹いて攻撃力アップ〜!」
mocoは笛を構え、"プォ〜ンプォ〜ン"と間抜けな音を出した。
その音に気付いたドスファンゴは、こちらに気付き睨みつけ息を荒げた。
ブォォオォォォオォ〜ッッ!!!!!
猪突猛進と言う言葉通り、こちらに勢い良く突進してくるではないか!
瞬時にその動きに反応して、Milcocoは火炎弾をお見舞いした。が!
ドスファンゴは全く怯まず、Milcocoに突っ込んできた。
「笛吹き完了!ってー!!!危なーいっ!!!」
Milcocoは前転して間一髪で交わした。
「やるわね!」
ドスファンゴはまたMilcocoに突進しようと足払いをしている。
「でゃあぁぁ〜〜〜〜っ!!」
いつの間にかmocoが側面から思いっきり笛を叩きつけた。
突然の攻撃で怯んだドスファンゴに更なる攻撃を加えた。
「もういっちょ食らえ〜っ!!!ギャハハハハ」
笛の効果でmocoのテンションは最高潮にまで達していた。

あまりの衝撃にたまらずドスファンゴは横転した。
「ナイスよ、mocoさん!」
と、火炎弾を装填しつつMilcocoは叫んだ。
「これでトドメよ!!」
スコープを覗き、狙いをつけ渾身の一撃を加えた。
ぶぉぉ〜………
「よっしゃー!勝った〜!!」
「やったわね!mocoさん、笛で強化してくれてありがとう」
「え?…いや〜どういたしまして!にゃはは〜」

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「いや〜!流石ですねぇ!!息子が惚れるだけの事はありますよ!」
狩りを終え、集会所に戻った二人に、討伐したとの知らせを受けた
少年の父親が既に待っていた。
「え?惚れる??年下君は興味ありませんよ!」
「……。ガハハハハハハっ!!」
と、少年の父親の豪快な笑い声が集会所に響いた。




